RIP広報の原です。
今回は、ポルシェタイカン・クロスツーリズモのフェンダーモールを塗装させていただきましたので、ご紹介いたします。
ポルシェ初のEVということで注目のタイカンですが、ボディタイプが2種類存在します。
スポーツセダンと、今回作業をさせていただいた、ステーションワゴン風のCross Turismoです。
Cross Turismoも、最近のSUVトレンドにならいフェンダーに黒い未塗装樹脂製のフェンダーモールを装着しています。 このフェンダーモールを、艶有りブラックに塗装するのが今回のオーダーです。
まずフェンダーモールを取り外します。
このフェンダーモールは、未塗装樹脂で塗装していないので、しっかりと下地処理をする必要があります。
シボ(ボツボツしてる模様)をヤスリで削り、平面を滑らかにします。
シボ模様がなくったフェンダーアーチにサフェーサーを塗装して、塗装の下地作りが完成です。
艶有りの黒に塗装していきます。
仕上げ磨きで、より深い艶を出していきます。
各パーツを組付けて完成です。
未塗装樹脂のフェンダーモールは、黒々とした新品時は精悍なイメージを演出するのですが、経年劣化により白化し、クルマ全体を古く見せてしまう弱点があります。 今回のように塗装すると白化することがありませんし、またラグジュアリー方向へイメージを変えることも可能です。
お仕事をいただき、ありがとうございました。