RIP広報の原です。
ホンダ インテグラタイプR(DC2)の全塗装&エアロパーツの取り付けをさせていただきましたので、ご紹介いたします。
こちらの車両は、約30年前の初代インテグラタイプR。
小型スペシャルティカーのインテグラの中でも、特に走りにこだわった高性能グレードとして設定された「Type-R」は各種のモータースポーツで活躍しました。 高回転なVTECエンジンが人気でした!
まずはライト類やバンパーを外していきます。
リアウイングは、純正から無限製の中古品に交換。 仮合わせをします。
リアバンパーも98スペックに変更します。
左ドアとクォーターに大きなヘコミと擦り傷があるので、ここは鈑金修理いたします。
パネルのへこんだ箇所に、ワッシャーを並べて溶接し、スライドハンマーで引っ張り出して、ボディを元の形に整えていきます。
次にヘコミや傷、塗膜の劣化を研ぎ落として、薄くパテを塗って表面を整えていきます。
ボディ全体の細かなキズやヘコミも修正、表面を研磨して整えます。
バンパーで隠れる部分やドアの内側も塗装するので、しっかり足付けを行います。
サフェーサーを吹き、更に均していきます!
ボディ本体の塗装です。 面積が大きいので二人で塗りました。
サイドスカートやミラー、リアアンダースポイラーなどは、取り外して塗装します。
塗装完了後は、充分乾燥させてから表面を磨いて綺麗にしていきます。
組付けて完成です。 新車のように綺麗になりました。
リアアンダーフィンは中古の純正品が見つからず、海外から取り寄せたレプリカ品を装着。
純正品が入手できた時には、交換したいとのご予約(?)も頂戴しました。
貴重なDC2、これからも大切にお乗りいただければと思います。
お仕事をいただき、ありがとうございました。