こんにちは、RIP 内装部門 ケイファイブの黒瀬です。
フェラーリ 360 のダッシュボード修理のご依頼を頂きましたので、紹介させて頂きます。
本革ダッシュボードの場合、本革の経年劣化によって本革の剥がれ、浮き、収縮が起きます。
この場合、劣化が少ない場合は、張り直し修理で対応可能な場合もありますが、
この作業は、劣化が少なく、収縮が少ない場合にのみお受けさせて頂いております。
劣化が激しく、収縮や硬化が進んでる場合は、張り直し修理となります。
この判断についても、張り直しご希望の場合でも、現物確認させて頂いてからの判断となります。
今回は、硬化、収縮が少し進んでおり、張替えの方がお勧めでしたが、張り直し修理で
対応させて頂きました。
↓修理後
↓お預かり時
あくまでも張り直しですので、本革の劣化も進んでおりますので、新品同様とまでは
行きませんが、生地の浮きや剥がれの問題は解消します。ただ、革の劣化を止める事は
出来ませんので、修理後、少しでも浮きや剥がれの発生を遅らせる為にも、屋根付きガレージでの車両の保管や駐車時のサンシェードを使用しての熱対策や断熱フィルムの施工等の対応が大切だと思います。
ご依頼頂きありがとうございました。
フェラーリ以外の本革貼りのダッシュボードの生地剥がれ、浮きでお困りの場合も、
是非、一度当店にご相談下さい。