CT9A、ランサーエボリューション9がご入庫いたしました。
クラッチ交換のご依頼です。
まず、トランスファーを外し、次にミッションを下ろします。
ミッションを下ろすと、クラッチが見えてきます。
クラッチディスク&カバーを取り外します。
左が交換前のクラッチディスク、右が新品のクラッチディスク。
クラッチディスクが摩耗し、かなり薄くなっているのがわかります。
新品のクラッチディスク&クラッチカバー。 エクセディ製の純正同等品をご用意させて頂きました。
ミッション内も綺麗に洗浄し、レリーズベアリングも交換します。
フライホイールにクラッチを組み付けて、ミッション等も元通りにして作業完了です。
ブレーキパッドやエンジンオイルなら、減りや汚れ具合で状態を確認できますが、クラッチではそれができません。
そのため、クラッチの状態は、感覚でチェックする必要があります。
突然エンジンの回転数が上がったり、ペダルを踏みこんだ時、感触が軽い、ギアが入りにくいといった症状がある場合は、クラッチの不具合が考えられます。
そんな時は、お気軽にご相談ください。
お仕事をいただき、ありがとうございました。