施工事例

アバルト124スパイダー:クーリングダクト施工&6点ロールケージ取付&3連メーター移設

いつもお世話になっていますM様のアバルト124スパイダーを、またまたカスタムをさせていただきました。


今回は11月12日に鈴鹿サーキットで開催させて頂きました弊社主催の走行会に合わせ、6点ロールケージ取付、3連メーターの移設、そしてエンジンルーム、およびタイヤハウスの熱対策です。
他にも細かくありましたが、主にこの3点をご紹介いたします。

最初に、3連メーターの移設です。

元々は、Aピラーに並んで装着いましたが、6点式ロールケージを取り付けると干渉するため、ダッシュボードの上に移設します。

モニターの奥に油圧、油温、水温計を移設。 もともと装着していたブースト計と合わせて4連メーターになりました。

吸気用と排熱用のダクトをカーボンボンネットに埋め込み、エンジンルームの熱対策をします。

エアの取込口はRK DESIGNメガーヌRS用エアスクープを流用しています。

カーボンボンネットにダクト用の穴を4箇所あけ、クリア塗装を施します。

フロントタイヤハウス内の熱を逃がすためのフェンダーダクトを3Dプリンターで製作しました。

排熱と同時にダウンフォースを生み出し、フロントタイヤのグリップを向上させます。

最後にロールバーです。 これまで4点式のロールケージが装着されていましたが、6点式へアップグレード。 

ブランドは4点、6点共にキャロッセの「SAFETY21」です。

まず、内装をバラして、ロールバーパッドをロールケージへ巻き付け、仮組みをしていきます。

位置が決まったら、アンダーコートを剥がしてフロアへ穴をあけて固定します。

ロールケージの組み立て完了。  この後、外したシートやシートベルトを戻して完成となります。

ビフォー。

アフター。

12日の走行会でも、ご自身のベストラップを更新されました!

どこまでタイムを縮められるのか、楽しみです!

お仕事をいただき、ありがとうございました!