施工事例

日産・シーマハイブリッド HGY51:クラッチレリーズベアリング交換

RIP広報の原です。
日産・シーマハイブリッドがエンジンオイル交換のためご入庫いたしました。

作業を開始するとエンジンアンダーカバーがベトベト…。
ATフルードが漏れているようです。

更に原因を探っていくと、クラッチレリーズベアリングの交換が必要と判明し、そのまま入院して頂くことになりました。

クラッチレリーズベアリングの交換には、トランスミッションを下ろさねばなりません。
シーマHVの場合は、ミッションのみを車体から外すことが難しく、エンジンとミッションを一緒に下ろします。

3.5Lエンジン+モーターはさすがに重量がありそうです。 
ようやく下ろせたら、上にはぽっかりと穴が開きましたね。

さらにエンジンからミッションを外します。

ミッションが外れ、今回交換するレリーズベアリングがようやく見えました。

新品のレリーズベアリングに交換しました。

こちらが故障していたレリーズベアリングです。
ひとつのパーツを交換するのに、なかなかの労力、費用が…。
しかしながらフルード漏れを放置しておけば、トランスミッションそのものが壊れてしまい、危険ですし、経済的なダメージも相当なモノになっていたハズです。

再度、ミッションとエンジンを合体させ、車体へ取り付けていきます。

交換が完了したら、エンジンを始動させ、各部点検、再設定をして作業終了です。

 

シーマでのカーライフを安心して楽しんで頂けるよう、しっかりと整備させて頂きました。

今後、カスタムしてカッコよくなっていく姿にも期待したいですね。

この度はお仕事をいただき、ありがとうございました!