RIP広報の原です。
日産・シーマハイブリッドがエンジンオイル交換のためご入庫いたしました。
作業を開始するとエンジンアンダーカバーがベトベト…。
ATフルードが漏れているようです。
更に原因を探っていくと、クラッチレリーズベアリングの交換が必要と判明し、そのまま入院して頂くことになりました。
クラッチレリーズベアリングの交換には、トランスミッションを下ろさねばなりません。
シーマHVの場合は、ミッションのみを車体から外すことが難しく、エンジンとミッションを一緒に下ろします。
3.5Lエンジン+モーターはさすがに重量がありそうです。
ようやく下ろせたら、上にはぽっかりと穴が開きましたね。
さらにエンジンからミッションを外します。
ミッションが外れ、今回交換するレリーズベアリングがようやく見えました。
新品のレリーズベアリングに交換しました。
こちらが故障していたレリーズベアリングです。
ひとつのパーツを交換するのに、なかなかの労力、費用が…。
しかしながらフルード漏れを放置しておけば、トランスミッションそのものが壊れてしまい、危険ですし、経済的なダメージも相当なモノになっていたハズです。
再度、ミッションとエンジンを合体させ、車体へ取り付けていきます。
交換が完了したら、エンジンを始動させ、各部点検、再設定をして作業終了です。
シーマでのカーライフを安心して楽しんで頂けるよう、しっかりと整備させて頂きました。
今後、カスタムしてカッコよくなっていく姿にも期待したいですね。
この度はお仕事をいただき、ありがとうございました!