AE86レビンのボディ補修のお仕事を頂戴し致しました。
2ドアクーペのGT(リアがドラムブレーキのヤツね!)で、
現在もダートトライアルやラリーに参加されている現役バリバリの車両です!
ご依頼は、錆で朽ちてしまった箇所の補修です。
トランクの中や…。
ホイールハウス回りが腐食して穴が開いてしまっているところが数か所。
今回は通常の鈑金修理ではなく、3Dスキャナーとプリンターを活用して、穴にピッタリはまるパーツを作ってしまい、それを鈑金用ボンド、パテ等で固定して修復するというRIP初の試みです。
サビてボロボロになってしまった部分を取り除き、開口部をスキャンします。
スキャンしたデータをもとにCADでパーツをデザイン。
穴が開いてしまった部分に…。
こんな感じでピッタリとパッチできるパーツが作れてしまいます!
この後は樹脂で固めて、一般の鈑金作業に近い形で仕上げていきます。
外板を鈑金塗装して、ぼろぼろだったホイールアーチもすっかりきれいに!
最後はコンパウンドでボディ全体を水垢を落として完成!
今回は競技車両ということもあり、耐久性やオリジナルへのこだわりなどを若干犠牲にし、
レストアの本道とは違う手法で補修をしてみました。
お客様のご予算、愛車のご使用方法、ご使用状況などによりベストな修理方法をご提案させて頂きます!
昭和のお車の修理もRIPへお任せ下さい!