新型コロナウイルス蔓延防止のため、サーキットでのイベントも大小うを問わず中止となっていて、欲求不満がたまり勝ちですが、こんな時こそクルマのメンテナンス!というお客様も多く。 お陰様で忙しくさせて頂いております。
鈴鹿モータースポーツクラブの会員で走行会に頻繁に参加されているM様の987ケイマン2.9Lの整備をさせてい頂きました。
今回はブレーキをリフレッシュ。 ブレーキパッドはエンドレスMX72、ローターはブレンボ、ステンメッシュブレーキホースはロートラをチョイス。
フロント側。 黄色いキャリパーにエンドレスブルーが映えます! MX72は制動力とコントロール性のバランスが良く、ストリートからサーキット走行まで1台でこなすお客様にはおすすめのパッドです。 これ以上の制動力を求めると、ダスト、ノイズなどストリートでの快適性を犠牲にした、競技用のパッドの世界へ突入となります。
リア側。 ブレンボのローターはいわゆる純正交換タイプです。 ポルシェ純正がベンチレーテッドのドリルドなので、ブレンボも同じ仕様となっております。 ロートラのブレーキホースは前後同じ品番になります。 ポルシェはブレーキホースが前後共通品番というクルマが多いです。 ステンメッシュホースにすることで、熱によるホースの膨張がなくなり、ラップ数を重ねてもブレーキフルードの圧が落ちず、しっかりとしたペダルフィールを維持できるようなります。 ブレーキパッドを交換する際に同時交換をお勧めしたいパーツです!