施工事例

RK DESIGNのデモカー アバルト124スパイダー

3月某日にRIP/RK DESIGNのデモカー、アバルト124スパイダーを鈴鹿サーキットにてテスト致しました。その時に撮影した車載映像をYouTubeにて公開致しました。


テストの主な目的は大阪オートメッセで発表致しました、軽量カーボンボンネットの効果の検証。
軽量化によりサスペンションやブレーキのセッティングにどれくらいの影響があるかを確認します。
旋回性能、加速・減速すべての面でボンネットの軽量化によるメリットは大きく、以前よりも運転しやすく、タイムも出しやすいクルマになりました。
今回アップする映像はサスペンションの減衰調整を数度変更したのちに走行したラップのものです。 
タイムは2分35秒15。 
エンジン、ECUなどノーマルのままの124スパイダーとしては良いタイムが出たのではないでしょうか。

コース: 鈴鹿サーキット国際コース
コンディション: ドライ
車両: アバルト124スパイダー(NF2EK)

車両スペック
サスペンション: RK DESIGN車高調サスペンション
ホイール: RK DESIGN A-0815 F 17×8.0 +34/R 17×8.0 +26
タイヤ: ヨコハマ ADVAN A-052 前後215/40R17
ブレーキ:
 フロント ROTORA 4ピストン+328mm ROTORA H9パッド
 リア ノーマルキャリパー+ENDLESS MX72パッド
マフラー: DIVERTI車検対応マフラー
バケットシート: BRIDE
シートベルト: SABELT
ロールバー: SAFETY21 リア4点
エアロパーツ: 
 RK DESIGN スプリッター(フロント&サイド)
 RK DESIGN 可変リアウイング
 RK DESIGN カーボンボンネット
エンジン、ECU、インテークなど記載のないものはノーマル


せっかくの機会なので、RK DESIGN124スパイダーに装着されているパーツをご紹介させて頂きます。
まずは、オリジナルの車高調サスペンション。
量産メーカーではコスト的な問題で使用しない、高価だが精度や強度の高い部品を選び抜いて製作した、こだわりの逸品。 RIPにて装着とアライメント調整をセットにして販売させて頂いております。


RK DESIGNカーボンボンネットは純正形状です。
内部をハニカム形状とすることで純正ボンネット9.4Kgに対し大幅な軽量化に成功。
裏面も純正形状のストリート用が6.5Kg(-2.9Kg)
裏面のリブを省いた競技用が3.9Kg(-5.5Kg)となっております。
※ 競技用はボンネットピンを使用が必須となります。


こちらはスプリッターキット。 アンダーボディーのフラットボトム化でダウンフォースを発生させてやろうというパーツです。 (写真はサイドスプリッターの前後が逆です。 すみません)


リアウイングは可変式で、高さ、角度が変化します。 
純正+アルファくらいのパワーの車両にはサイズ的にもバランスが取れていますし、124スパイダーのお洒落な感じもスポイルしない、124スパイダーオーナー垂涎のウイングです。


フロントブレーキはロートラ・ストリートチャレンジ、4ピストン+328mmスリットローターに変更。
デモカーはロートラ標準のストリート用パッドからレース用のものに変更して使用しています。
ロートラの製品は軍事用車両の研究開発から生み出された技術を民生転用したもので、耐久性、信頼性も高いブレーキキットです。 純正ブレンボの制動力がプアな124スパイダーへの装着は効果絶大です。

124スパイダーでタイムアタック競技やサーキット走行会などへの参加をお考えの方、お気軽にお問合せ下さいませ!