施工事例

カプチーノ レストア その1

ホンダ・ビート、オートザム(マツダ)AZ-1と並ぶスーパー軽カー、スズキカプチーノEA21Rのレストアのお仕事を頂戴致しました。 バブル景気と呼ばれた時代、1991年から1997年まで販売されたスズキ自動車のスペシャリティーカーです。 販売終了からでも22年も経っているんですね! 

まずはエンジン、トランスミッション、足回り、プロペラシャフト、デファレンシャルギヤ、ドライブシャフトなどなど、アンダーボディのパーツをごっそり取り外します。

下回りの錆を落とし、ウルトの防さびクリア塗装を施しました。 

地上に降りたエンジン&トランスミッション。 車両はK6Aエンジンを搭載した後期型。 3気筒ツインカムターボを縦置きに積んだリア駆動のスポーツカーという無二の存在。 いいなぁ、このレイアウト…。

今回のハイライト。 各種ブッシュの打ち替えです。 純正ブッシュのほとんどはブッシュ単体での販売はされておらず、アームASSYでの交換となってしまい、部品代が非常に高価になってしまいます。 そこで、価格も抑えられ、ブッシュの性能もアップしてしまう、モンスタースポーツの強化ブッシュキット、エンジンマウント、ミッションマウントなどでリフレッシュさせています。 アーム類も錆を取り、ブラックの塗装を施しました。
今後、カプチーノのレストアの様子も不定期で連載してまいりますので、お楽しみに!