広報の原です。
トヨタ タンドラの鈑金修理の模様をご紹介いたします。
タンドラは、トヨタが北米で生産、販売しているフルサイズのピックアップトラック。
5.7リッターV8のハイパワーエンジンと攻撃的なルックスで非常に人気の高いモデルです。
巨大で突き出したグリルとその周りを囲む図太いメッキパーツがいかにもアメリカン。 圧倒的な存在感ですね!
修理箇所は右リアドアと荷台側面のパネルで、キズヘコミを鈑金塗装で直していきます。
まずは鈑金でリアドアのダメージ部分を引き出します。
一部錆びている個所があるので、防錆処理をします。
パテを薄く塗ってパネルを整形します。
サフェーサーを塗布し、下地処理をします。
小石や砂利の跳ね返りを受けやすいドアの下部には、傷を防ぐチッピングコートを塗ります。(黒色の部分)
速乾性で密着性が強く、防錆力に優れています。
その後、ボディ同色で塗装します。
ブルーの塗料の後はクリア塗装を施して、塗装作業は完了です。 ピカピカになりました。
荷台側面にプロテクションフィルムを貼付します。 USトヨタ純正品を取り寄せることもできるのですが、費用、時間が掛かってしまいますので、弊社のフィルムを純正と同じ形状にカットし、再現致しました。
修理前。
修理後。
最後に仕上げ磨きをして修理は完了です。 元通りに直りました。
タンドラは、メンテナンスを怠らければ約160万kmを走っても問題ないというネットニュースが過去ありましたが、アメリカ人のタンドラに寄せる信頼はとてつもなく厚いです。
160万Kmは地球約40周分です。 年間2万kmを50年走っても100万kmなので、18歳で免許を取って、免許返納まで一生乗り続けることができそうです。 あくまでも単純計算ですが(笑)。
お仕事をいただき、ありがとうございました。