RIP広報の原です。
ケータハム セブン270Sの全塗装をさせていただきましたので、ご紹介いたします。
アルミ✕ブラックの新車セブン270Sを、サーキット向きのセブン620Rのカラーリングにカスタムペイントすることが今回のオーダーです。
オーナー様の620Rに対するリスペクトの想いが強く、センターラインなど色々とアレンジを加えた形でペイントさせていただきます。
まず各パーツをばらして、ホコリやゴミなどが付着しないよう養生をします。
一般的な乗用車とは異なるスタイルなので、慎重に作業を進めます。
フロントガラスの枠やフロントノーズなど、塗装する部品の表面を研磨する「足付け作業」を行います。
アルミボディを丁寧に研磨します。
タイヤハウスの内側とリアのアンダーパネルに、チッピングコートを施します。
これは、車の走行中に跳ねた石などによる傷を防止します。
フェンダーアーチのパネル部分を黒に塗装します。
続いてボディ本体の塗装です。
普通のクルマと比べて、細かいマスキングが多くなります。
下回りもキッチリとマスキングをします。
ボンネットのダクトも一つ一つ丁寧に。
マスキングに時間を要しましたが、いよいよアルミボディの塗装です。
塗装ブースで、アルミボディに水色を塗装します。
ボンネットも水色に塗ります。
塗装完了。
塗装乾燥後の磨き作業です。 細かなゴミやホコリを取り除き、艶を出します。
フロントガラスのフレームやその他のパーツも塗装完了です。
センターとサイドのレーシングストライプを製作、施工させていただきました。
フェンダー部分には、プロテクションフィルムを貼って飛び石による傷を防止します。
他にもボンネットの開閉の際に当たりそうな箇所や、ステアリングを切った際のフロントタイヤの飛び石が当たりそうなサイドパネルなど、部分的にプロテクションフィルムを施工させていただきました。
純正の幌はサイドの窓がはめ殺しのため開閉できないので、ジッパーとボタンを取り付け、開閉して留めることができるよう改良いたしました。
やはり開閉ができると便利ですね。
スマホホルダーも邪魔にならない絶妙な位置に取り付けました。
クラッシックな雰囲気のオリジナルから、かなりレーシーなルックスに変身しました。
これで第一段階のカスタムは完了です。
今後、幌などの更なるカスタムを予定しております。
お仕事をいただき、ありがとうございました。
RIPでは、外装から内装までトータルにカスタムを施工することが可能です。
外注に頼ることなく、内製で全て完結できるのがRIPの特徴です。
カスタムでお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。