RIP広報の原です。
メルセデス・ベンツ A250(W176)の鈑金修理をさせていただきましたので、ご紹介いたします。
左ドアに大きなヘコミと擦り傷がありますので、今回はこちらを修理いたします。
まず、パネルのへこんだ箇所を引っ張ったり叩いたりして、ある程度パネルを整えます。
パテを薄く塗って、自然な仕上がりになるよう整形します。
サフェーサーを塗って研磨、下地処理をします。
塗装する色を作ります。
ボディカラーの色を作成し、実際に色板に試し吹きします。
その色板を現車のパネル部分と比べながら、塗料の配合を調整して塗料を作ります。
色ができれば、いよいよ塗装です。
床に取り付けられたレールの上をスライドさせて、塗装ブースへ移動させます。
この装置のお陰で短時間で車両の移動ができ、効率よく作業を続けることが可能です。
塗装ブースで、何回も重ねながら丁寧に塗装します。
ドアハンドルなどを組付けて、仕上げ磨きをして修理は完了。
元通り、綺麗に直りました。
これからも大切に乗っていただければと思います。
お仕事をいただき、ありがとうございました。