RIP広報の原です。
今回は、ポルシェ911カレラ4Sにダウンサスを取付けさせていただきましたので、ご紹介いたします。
普段の街乗り+長距離ドライブがメインの使用状況とのことで、車高調サスペンションではなくスプリング交換のみご依頼いただきました。 本車両はPASMという電子制御付き純正ダンパーが装着されており、お車の使用目的としてもこの機能を活かすことが得策かと思われます。
このPASMは、路面状況やドライビングスタイルに応じて、足廻りにおける各ダンパーの減衰力を無段階にアクティブに調整する電子制御ダンパーシステムです。
この電子制御ダンパーシステムを最大限に生かしながら、低いフォルムとコントロール性の向上を期待して、H&Rのスプリングを選んでいただきました。
フロントのサスペンションの比較
純正と形状はそれほど変わりませんが 不等ピッチの巻き数が多くなっていることで、乗り心地が街乗りではマイルドに、高速時ではコーナーリングで粘る乗り味になります。
リア。 ショックから出ている配線がPASMの配線です。
フロント。
リア。
最後に走行テスト、異音の確認、アライメント調整をして作業は完了です。
前後共に約25mmダウンで、カッコよくなりましたね。
街乗りからワインディング、サーキットまで幅広くお楽しみいただくことができます。
お仕事をいただき、ありがとうございました。