施工事例

キャンピングカー パタゴニア 快適化アイテム取付

RIP広報の原です。 
キャンピングカー パタゴニアに車中泊を快適にするアイテムを取り付けさせていただきましたので、ご紹介いたします。


過去にファンルーチェ・セレンゲティの快適化カスタムをさせていただきましたが、今回の車両はセレンゲティの兄弟車パタゴニアとなります。
セレンゲティは、センターにエントランスドアがあるのに対し、パタゴニアはリアオーバーハング部にエントランスドアがあり、前部に広いダイネット(食事や休憩をするスペース)を配置しているのが特徴です。

今回、取り付けさせていただく快適化アイテムは5つ。
①エントランスステップの拡張
②電動ステップの取付
③ドアストッパーのマグネット化
④サンシェードの取付
⑤イージークローザー


まず1つ目は、エントランスステップの拡張。
玄関部分を少し広くするだけですが、実際に使用されるオーナー様にとっては、この部分の使い勝手向上はかなり重要なポイント。


靴を縦に置けるようにとのご希望で、内部に設置された部品を避けつつ、奥行方向に最大限のスペースを確保できる形状の拡張パネルと収納ボックスを製作しました。


乗り降りが格段にスムーズに行えるようになり、靴を脱いだ後、右側のスペースに靴を置けるようになりました。
マットは、RIP内装部門のK-FIVEが作成。


2つ目に電動ステップの取付です。
使用機材はTHULEスライドアウトG2 400、ドア連動ユニット、LED照明ユニットの3点です。
ドアの開閉と連動して自動的にステップが出し入れされるので、大変便利です。
特に小さいお子様やご年配の方、さらにはペットまで乗り降りが楽になるアイテムです。


3つ目は、ドアストッパーのマグネット化です。
純正では、手動でロックする必要がありましたが、マグネットにするとドアを全開に開けるだけ。
フックタイプのように引っ掛けたり外したりする必要がありません。


純正のドアホルダーを取り外し、マグネットがきっちり張り付く角度になるよう土台をカスタムメイドします。
仮合わせをして、微調整しながら角度を合わせます。


取付完了です。 見た目もスマートになりました。
フック操作が不要になり、乗り降りがしやすくなります。
マグネットは比較的強力なので、通常は自然にドアが閉まることはありませんが、フックのように物理的に固定されるわけではないので、強風で煽られたドアが閉まるということは想定されます。
挟まれると危ないので、強風時は閉めていただくようお願いいたします。


4つ目は、ハイエース専用のカーテン、フロントガラスのREMIS製スマートシェードです。
フロントガラス、運転席、助手席の3面からワンタッチでアコーデオン式カーテンが出現。
従来の遮光カーテンよりも格段に操作性に優れ、未使用時はすっきり収納される機能的なシェードです。


格納状態。ハイエースのサイド窓にピタリとマッチする専用設計のため、見た目もスッキリ、綺麗に格納されています。


シェードを閉じた状態。マグネットキャッチによって、自動的にロックされます。
人目が気になる車中泊の目隠しになりますし、クーラーの冷却にも効果があります。
手動式ですが操作はスムーズで、全閉及び全開時の見た目も美しくスマート。
車中泊の機会が多いオーナー様には重宝すること間違いありません。

5つ目は、最近増えてきているイージークローザーの取付です。
トヨタ純正ハイエース用のイージークローザーを流用して取付ます。
ドアの内側に、ドアロックアッセンブリを取り付けたいのですが、パタゴニア用のステーは存在しないので、ワンオフ製作し、エントランスドア内部に固定いたしました。
イージークローザーの動きは、下の動画でご確認ください。

これで力任せに「バーン」とドアを閉めなくても、半ドア状態まで静かにもっていくと「ジー、カチャン」と自動で閉めてくれます。 
静かなキャンプ場や夜の道の駅でも、気兼ねなくドアの開け閉めができるようになりました。

5つのアイテムは全て、キャンピングカーライフをより快適にするための便利な優れものです。
1つでも興味がございましたら、お気軽にお問合せください。
お仕事をいただき、ありがとうございました。