こんにちは、RIP内装部門 ケイファイブの黒瀬です。
フェラーリ 458 イタリア の内装修理のご依頼を頂きましたので、
紹介させて頂きます。
今回は、新しい生地は、使わず純正の生地を使用して修理をさせて頂きました。
本革は、劣化が激しいと再利用が困難な事が多いですが、今回の修理箇所は、
アルカンターラで、生地の色褪せ、劣化、汚れも少なかったので、再利用での
修理をお受けさせて頂きました。再利用ご希望の場合でも、作業に入ってからわかる事も
多いので、作業に取り掛かってから、再利用不可能な場合もございますので、その点は、ご理解頂き、依頼頂けますと幸いです。
↓ドアのアルカンターラの部分の下地をやり直し、張り直しさせて頂きました。
↓ドアのアルカンターラ部分と違い、ウレタンはまだ使えそうでしたので、ウレタンも再利用で貼り直しさせて頂きました。
↓天井のアルカンターラ部分の下地をやり直して、表皮のアルカンターラは純正再利用で修理させて頂きました。当たり前の事ですが、シートや内張りは取り外しさせて頂いて、作業させて頂いております。今回はアルカンターラでしたので、生地の収縮はありませんでしたので、問題なく貼り直しで修理できましたが、本革の天井の場合、劣化具合(生地の縮みや硬化が進んでいる場合)によっては、再使用はお勧めしておりません。
↓グローブボックス横パネル、本革剥がれ修理。
↓メーターフード本革剥がれ修理、メーターフード塗装面のべたつき修理(塗料剥離後、材塗装)。メーター分解してしっかり作業させて頂きます。
その他のべたつき、ベタベタになった箇所も同様の作業で丁寧に修理させて頂きますので、ご相談お待ちしております。
また、下記の様なマーキングや文字なども再現して修理可能です。文字のサイズが小さすぎる場合など、若干文字のサイズや字体など変わりますが、出来るだけ違和感が出ない様に仕上げさせて頂きます。
↓マーキング再現例 コラムカバー調整スイッチ
↓ 文字再現 施工例
↓ ロック、アンロックボタンの文字再現例 (文字は、透過してしっかり光ります!!)
レストアやカスタムでは無い修理の場合、細かい部分のディテールも出来る限り純正っぽくを目指して作業させて頂いております。矢印や文字が有るか、無いかだけでも、内装の雰囲気はかなり変わると思います。
ご相談お待ちしております。ありがとうございました。