フェラーリ458スパイダーのサイドスカート塗装とマフラー取付の様子をご紹介させて頂きます。
装着されていたサイドスカートを塗装いたします。
オーナー様のご要望で黒の部分をボディ同色に調色して塗装いたします。
ボディと同色にされた事で、サイドがすっきりとした印象になりました。
マフラー取付前。
合わせて、マフラーを取り付けます。
エキゾーストマニホールド(以下、エキマニ)です。
白いテープは、耐熱に優れたシリカバンテージです。
シリカバンテージは、エキマニやマフラー等に巻く事によりエンジンルーム内の温度を低減させ、エンジンパワーを向上させる耐熱バンテージです。
交換前のエキマニ。
交換後の等長エキマニ。
等長とは、各気筒からのパイプの長さが同じという意味で、不揃いのものより排気効率が向上し、性能がアップします。
エキマニを取り付け後、マフラーを装着します。
マフラーエンドは、純正オプションのブラックテールパイプ3本出しです。
お仕事をいただき、ありがとうございました。
こんにちは、RIP内装部門 ケイファイブの黒瀬です。
Ferrari 360 challenge stradale
天井とピラー、天井のパネルの張替え修理です。
生地は、イタリアのアルカンターラを使用しております。
製造から年数が経ち、アルカンターラも色褪せ、劣化が進んでおりました。
天井は、赤のアルカンターラに変更、 ピラー類は、純正色に近い、チャコールブラックで張替え、天井やピラーには、生地の下地にウレタンが入っているので、純正ウレタンもしっかり清掃し、新しいものに入替ています。
サンバイザーがオリジナルのままなので、少し色の違いが目立ちます。
↓張替え前の状態 (天井垂れ落ち、ピラーの表皮はボロボロです)
ご依頼頂きありがとうございました。
お問合せお待ちしております。
フェラーリ599のオーナー様より、SOSのご連絡を頂きました。
クルマが全く動かないということで、テスターで診断したところ、F1マチック近辺に不具合が…。
このフェラーリ599など、スポーティーな欧州車に採用されている自動変速機をフェラーリではF1マチックと呼んでいます。
一般的なトルクコンバーター式のATと違い、人間がするクラッチ操作と変速操作を機械にさせるもので、今回はこの変速機にオイルを送るパイプが劣化し、オイルが漏れ、十分な油圧がかからないため変速ができない状態でした。
F1マチックのポンプに繋がったこのパイプキットを交換しました。
パイプの交換自体は対して難しくないのですが、ここにたどり着くためにリアディフューザーを外したり、トランクの中をばらしたり、少々手間と時間がかかってしまいます。
取り寄せたパイプ。 お値段もなかなかの跳ね馬プライスでした…。
交換後はシフトフィールも向上し、GTらしいパワフルながら上品な走りが復活しました。
この度はお仕事を頂き、ありがとうございました。
こんにちは、RIP 内装部門のケイファイブ 黒瀬です。
Ferrari 599 の内装修理のご依頼を頂きましたので、紹介させて頂きます。
フェラーリやマセラティなどでは、定番を言ってもいいかもしれない、
艶消し黒色部分の塗装が劣化によるベタつきの修理です。
ベタつきを抑えたり、取ったりするクリーナーなども見かける様になってきましたが、
クリーナーでベタツキを取ってしまうと、文字が消えたり、テカリが出てたり、色が剥げてしまったりします。
当店では、ベタついた塗装を除去して、再塗装を行いますので、艶消しの塗装で仕上げて、修理させて頂きます。難しい部分もありますが、消えた文字の再現も可能な限り対応させて頂きます。
↓ 矢印や文字の再現例(消えた文字や矢印を再現しています。)※ライトのスイッチは、バックフォグ部分のマーキングを再現、しっかり光ります!
↓その他、塗装修理箇所
修理箇所の数や内容によって金額は、変わりますので、お問合せ下さい。
こんにちは、RIP内装部門 ケイファイブの黒瀬です。
フェラーリ 458 イタリア の内装修理のご依頼を頂きましたので、
紹介させて頂きます。
今回は、新しい生地は、使わず純正の生地を使用して修理をさせて頂きました。
本革は、劣化が激しいと再利用が困難な事が多いですが、今回の修理箇所は、
アルカンターラで、生地の色褪せ、劣化、汚れも少なかったので、再利用での
修理をお受けさせて頂きました。再利用ご希望の場合でも、作業に入ってからわかる事も
多いので、作業に取り掛かってから、再利用不可能な場合もございますので、その点は、ご理解頂き、依頼頂けますと幸いです。
↓ドアのアルカンターラの部分の下地をやり直し、張り直しさせて頂きました。
↓ドアのアルカンターラ部分と違い、ウレタンはまだ使えそうでしたので、ウレタンも再利用で貼り直しさせて頂きました。
↓天井のアルカンターラ部分の下地をやり直して、表皮のアルカンターラは純正再利用で修理させて頂きました。当たり前の事ですが、シートや内張りは取り外しさせて頂いて、作業させて頂いております。今回はアルカンターラでしたので、生地の収縮はありませんでしたので、問題なく貼り直しで修理できましたが、本革の天井の場合、劣化具合(生地の縮みや硬化が進んでいる場合)によっては、再使用はお勧めしておりません。
↓グローブボックス横パネル、本革剥がれ修理。
↓メーターフード本革剥がれ修理、メーターフード塗装面のべたつき修理(塗料剥離後、材塗装)。メーター分解してしっかり作業させて頂きます。
その他のべたつき、ベタベタになった箇所も同様の作業で丁寧に修理させて頂きますので、ご相談お待ちしております。
また、下記の様なマーキングや文字なども再現して修理可能です。文字のサイズが小さすぎる場合など、若干文字のサイズや字体など変わりますが、出来るだけ違和感が出ない様に仕上げさせて頂きます。
↓マーキング再現例 コラムカバー調整スイッチ
↓ 文字再現 施工例
↓ ロック、アンロックボタンの文字再現例 (文字は、透過してしっかり光ります!!)
レストアやカスタムでは無い修理の場合、細かい部分のディテールも出来る限り純正っぽくを目指して作業させて頂いております。矢印や文字が有るか、無いかだけでも、内装の雰囲気はかなり変わると思います。
ご相談お待ちしております。ありがとうございました。
こんにちは、RIP 内装部門 ケイファイブの黒瀬です。
フェラーリ 360 のダッシュボード修理のご依頼を頂きましたので、紹介させて頂きます。
本革ダッシュボードの場合、本革の経年劣化によって本革の剥がれ、浮き、収縮が起きます。
この場合、劣化が少ない場合は、張り直し修理で対応可能な場合もありますが、
この作業は、劣化が少なく、収縮が少ない場合にのみお受けさせて頂いております。
劣化が激しく、収縮や硬化が進んでる場合は、張り直し修理となります。
この判断についても、張り直しご希望の場合でも、現物確認させて頂いてからの判断となります。
今回は、硬化、収縮が少し進んでおり、張替えの方がお勧めでしたが、張り直し修理で
対応させて頂きました。
↓修理後
↓お預かり時
あくまでも張り直しですので、本革の劣化も進んでおりますので、新品同様とまでは
行きませんが、生地の浮きや剥がれの問題は解消します。ただ、革の劣化を止める事は
出来ませんので、修理後、少しでも浮きや剥がれの発生を遅らせる為にも、屋根付きガレージでの車両の保管や駐車時のサンシェードを使用しての熱対策や断熱フィルムの施工等の対応が大切だと思います。
ご依頼頂きありがとうございました。
フェラーリ以外の本革貼りのダッシュボードの生地剥がれ、浮きでお困りの場合も、
是非、一度当店にご相談下さい。
フェラーリ458スパイダーが車検整備のため、ご入庫いたしました。
エンジン、足廻り、下廻り等チェックし、今回はエンジンオイルとオイルフィルター、ブレーキオイルを交換させていただきました。
458の名前の由来となっている4500cc、8気筒エンジンはパワーが出る分冷却も大変で、エンジンオイルは10リットル。
エンジンオイルパンにはドレンが2ヶ所、それとは別のオイルタンクもあり、合計3箇所からオイルを抜いていきます。
ドレンボルトとワッシャーも再使用すると漏れの原因になるので、新品と交換いたします。
同時にワイパーブレードも新品に交換。
冷却水の減りが早いということで点検させて頂いたところ、ラジエーターサブタンクにひび割れありましたので、新品に交換させて頂きました。
リフレッシュした愛車でドライブを楽しんで頂ければ幸いです。
お仕事をいただき、ありがとうございました。
真っ赤なフェラーリポルトフィーノにお取り付けさせていただきましたのは、パワークラフト製のマフラー。
こちらは交換前の画像。
取付中。
取付後。
出口は、110Φチタンテール。チタンならではの青い焼き色があり、ドレスアップとしても魅力的です。
パワークラフト製マフラーを取り付けたことにより、迫力あるフェラーリのマフラーサウンドが更に引き立てられました。
排気効率が上がり、音量もアップし、高回転時には、圧巻のマフラーサウンドを楽しめます。
音量もさることながら、サーキットでさらに磨きのかかった走りになることは間違いなしです。