施工事例

カテゴリー別アーカイブ: フィアット・アバルト

アバルト124スパイダー: 白いカナード製作

RK DESIGNのホイール、カーボンボンネットを装着して頂いています、静岡県のO様より新しいアイテムのご依頼を頂きました。


3Dプリンター製のフロントカナードなのですが、色をホワイトでとのリクエスト。
使用している樹脂には塗料が定着せず、塗装することができませんので、白い樹脂にて製作させて頂きました。


RIPカナードの特徴、支柱付き2枚羽根の複雑な形状が製作できるのは3Dプリンターならでは。
装着前の写真を撮り忘れてしまいましたが、今回はバンパーの内側に付くパネルも製作し、バンパーをサンドイッチするボルトオン装着可能なカナードとしました。 バンパーとの添いもバッチリです。


3Dプリンターで出力中のカナード。 自立させるための「バリ」を取ったら、即取付可能です。


オーナー様も大変気に入って頂いたようで、嬉しい限りです。
この度は遠いところご来店頂き、誠にありがとうございました。
RK DESIGN井上でした。

アバルト124スパイダー: 車高調取付&デイライト点灯

本日は、アバルト124スパイダーに車高調を取付させていただきました。


今回はCUSCOのストリートZERO Aをチョイスしてみました。
減衰力が40段も調整でき、細かくセッティングが可能です。


また同時にこちらの商品も取付させていただきました。
オートレベライザーアジャストロッド
ローダウンで変化してしまったレベライザーの位置を元通り調整できるパーツです。


国産車高調は精度が高く、装着がとてもスムーズに進みます。


オーナー様は雪道をよく走られるとのことで、車高は高めで調整させていただきました。アライメントを測定、調整して完了です。
RIPでは、サスペンションカスタムも得意としておりますのでまずは、ご相談ください。

合わせて、日本仕様では使用されていないヘッドライト内のデイライトを点灯させるカスタムも施工いたしました。
デイライトを点灯させるだけならそれほど難しく無いのですが、RIPではより安全性を高めるためにリレーを使用してバッテリーから直で電源を取っています。もちろんコスト優先で簡単に仕上げる事もできるのですが基本的にはこちらで作業させていただいています。 


今回はキーONで点灯、ポジション点灯でOFFの他に室内にスイッチをつけて欲しいと言う事でスイッチも取り付けさせていただきました!
せっかく純正で付いているライトを光らせないのはなにか勿体ない気分ですよね。
124spider オーナー様なら皆さん気になる内容ではないでしょうか?
是非ご相談おまちしております!

アバルト124スパイダー:可倒式牽引フック

サーキット走行用に仕上げさせて頂きいております、S様のアバルト124スパイダーがいよいよ鈴鹿サーキットへ。
最後の仕上げにトーイングフックを装着させて頂きました。

124スパイダー用の牽引フックですが、いざ探し始めるとなかなか適合するものがありません。
クルマ側のネジピッチはマツダサイズなのですが、バンパーの長さ、ホースメントの位置の違いで、このパーツに関してはNDロードスター用の流用も叶わず…。  ネットでいろいろ検索していたら、岐阜県のイタリア車専門店、レッドポイントさんがCLOSの汎用トーイングフックを124スパイダーに装着するためのアタッチメントを製作・販売されていることを発見。 早速オーダーさせて頂きました。
フロントバンパーは湾曲がきつく、車両センター側はフックとバンパーのクリアランスがほとんどありません。
これ以上前に出すといろいろ不便もあるし、ルックスも良くありません。
激しい走行中に、フックがバンパーを叩いてもいいようにスポンジを貼って傷を予防。
リアはこんな感じ。 こちらはフックとバンパーまで十分にクリアランスがあります。
できることならばお世話になりたくない牽引フックですが、装着すればレーシーな雰囲気が増してテンションも上がりますね!
サーキット走行をしたい! アバルトチャレンジに出たい!、という124スパイダーオーナー様、お気軽にご相談下さい。 サーキット未経験、初心者大歓迎です。RK DESIGN井上でした。

アバルト124スパイダー:鈴鹿サーキット仕様

スタッフの福原です。

本日の作業は、アバルト124の仕様変更でした。

元々ジムカーナセッティングだった車両で、前下がりだった車高をフラットに戻しました。

減衰力も柔らかめに調整。

最後にアライメントも鈴鹿セッティングに調整して完了です。

アバルト595コンペ:ビルシュタイン車高調取付

今日は、アバルト595コンペティツィオーネ(シリーズ3)に

ビルシュタインのB14キットを取付させていただきました。

 

ビルシュタインは純正ショックにも採用されている、サスペンションメーカーです。

各パーツが純正同等の高いクオリティで製作されていて、

安心して取付ができます。

今回は、B14キットで減衰力固定のタイプとなります。

試乗してみましたが、街乗りならこの固定タイプで十分快適でした。

車高調取付と同時に、スリーハンドレッド社製の

リバウンドストップラバーも取付させていただきました。

走行中のアライメント変化を抑制し、走りがシャキッとする優れものです。

リヤは巨大な純正バンプラバーを除去し、小型の付属バンプを使用します。

最後に4輪アライメントの測定、調整を行い完成です。

RIPは、サスペンションカスタムも得意としておりますので

まずは、お気軽にご相談ください。

フィアット プント:シート修理 ドア内張り張り替え

スタッフの谷です。

フィアット プントの内装修理、張り替えをさせていただきました。

シートの破れはありませんでしたが、中のウレタンと表皮裏のウレタンの劣化で張りのない弛んだ状態でした。

劣化したウレタンの修理です。

弛んでいた原因はこちらの表皮裏についているウレタンがボロボロに劣化した事でした。一度縫い目を解き新品のウレタンを縫製し直しです。

劣化したウレタンを新しくする事で張りのある状態となります。シート張り替えと同じくらいの手間はかかりますがシャキッとしました。

ドア内張りも張り替えです。

こちらもシート同様に中のウレタンがボロボロになり捲れておりました。

お客様に選んでいただいた生地で純正の様に縫い目を入れずに張り替えさせていただきました。

生地は様々な材質、柄や質感の違うものを多く取り扱いしておりますので好みの生地を見つけていただけると思います。

ありがとうございました。

株式会社ケイファイブ
●自動車内装、シート、天井 等 張替え、修理
●オーダーメイドインテリア製作
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アバルト695 70thアニヴェルサリオ:カーボンボンネット加工取付

アバルトの創業70周年を記念する特別仕様車「アバルト695 70th Anniversario(セッタンタアニヴェルサーリオ)」のカスタムをさせていただきました! 

しかもオーナー様は、はるばる千葉県からご来店いただきました。
と、言いますのも、今回はスペシャルなアバルトの難易度の高いカスタムということで、RIPをお選び頂いたとのこと。 ありがたい限りでございます! 

メイン作業はエアインテークシステムとカーボンボンネットを取付ですが、インテークシステムをさらに効率的に働かせるため、ボンネットにエアスクープ、エアダクトの加工取付させて頂きます。 

このアバルト695 70th アニヴェルサリオは、世界限定1949台で日本では限定202台のスペシャルカーです。
他国では違うカラーもあるそうですが、日本ではこのヴェルデ・モンツァ1958という名の、このグリーンだけだそうです。

取り付けるパーツは、オーナー様のお持ち込みです。

まず、エアインテーク、カーボンボンネットの取付です。

イタリアのメーカーCadamuro Design のエアボックスを取り付けます。

 

そして、K-PART製カーボンボンネットの加工へ。
エアボックスの位置に合わせて、エアスクープの位置を決め、穴をあけます。

 

エアスクープは純正ボンネット用のモノなので、エアスクープへの加工も必要となります。

エアスクープをそのままの大きさで取り付けると、このボンネットでは開口部が大きすぎてバランスが悪くなるため、エアスクープをカットし、開口部の大きさを少し小さくしています。
この辺りからRIPの本領発揮といった感じになって参りました(笑)。

 

合わせてRUNMAXのクイックキャッチ(直径60mm)も取り付けるので、ボンピン用の穴をあけます。

 

更にボンネットの両サイドにも排熱用ダクトを取り付けるので、またまた穴をあけます。

 

穴開け加工完了後に塗装工程へ。
カーボンボンネットを敢えてボディ同色で塗装していきます。

 

このアバルト695 70th アニヴェルサリオのヴェルデ・モンツァ1958というカラーは、特別なカラーなのでこのカラーのデータがありません。 

そこで、この特別なカラーを調色で作り上げました。

カーボンボンネットであることも主張すべく、ダクトの一部だけカーボンを残します。

ラインにゆがみがないよう、丁寧にマスキングをします。

ボンネット裏まで綺麗に塗ります。

 

塗装が終われば組付けです。

 

エアインテークとサイドのエアダクトにはメッシュを取り付けます。

また多くの競技用ボンネット同様、このボンネットのダクトも、穴が空いたままとなります。

エンジンルームの熱を排出してくれるのは良いのですが、降雨時や洗車時にダクトの真下にあるタービンなどが水浸しとなり、ボルトやナットが錆びてきます。

錆びると見た目も悪いですし、タービンなどパーツの取り外しの際に問題も出てきます。

そこで、今回ボンネットのダクト用のフタを3Dプリンターで製作し、取り付けました。

 

3Dスキャナーでダクトの形状をスキャンし、3Dプリンターで出力。 

仕上げにブラックで塗装をしています。

オーナー様がサーキット走行をされる時には、フタを外して排熱、街乗りではフタをして、エンジンルームを保護して頂くなど、状況に応じた使い方が可能です。

ボンネットのビフォー。

 

アフター。

インテーク系のアップグレードに伴い、排気の熱対策も実施します。

リアディフューザーに耐熱プレートの製作、取付させて頂きました。

 

ビフォー。

 

アフター。

 

純正マフラーは左右4本出しですが、オーナー様によりセンター1本出しマフラーに交換済み。

そのマフラー合わせて遮熱板を製作。 ルックス的にもさらにレーシーになりました。

ただでさえ珍しいアバルト695 70th アニヴェルサリオが、今回のカスタムで更にスペシャルな存在に!
我々にとってもやりがいのあるお仕事でした…。

この度は、遠方にもかかわらずお仕事をいただき、ありがとうございました!

アバルト124スパイダー:クーリングダクト施工&6点ロールケージ取付&3連メーター移設

いつもお世話になっていますM様のアバルト124スパイダーを、またまたカスタムをさせていただきました。


今回は11月12日に鈴鹿サーキットで開催させて頂きました弊社主催の走行会に合わせ、6点ロールケージ取付、3連メーターの移設、そしてエンジンルーム、およびタイヤハウスの熱対策です。
他にも細かくありましたが、主にこの3点をご紹介いたします。

最初に、3連メーターの移設です。

元々は、Aピラーに並んで装着いましたが、6点式ロールケージを取り付けると干渉するため、ダッシュボードの上に移設します。

モニターの奥に油圧、油温、水温計を移設。 もともと装着していたブースト計と合わせて4連メーターになりました。

吸気用と排熱用のダクトをカーボンボンネットに埋め込み、エンジンルームの熱対策をします。

エアの取込口はRK DESIGNメガーヌRS用エアスクープを流用しています。

カーボンボンネットにダクト用の穴を4箇所あけ、クリア塗装を施します。

フロントタイヤハウス内の熱を逃がすためのフェンダーダクトを3Dプリンターで製作しました。

排熱と同時にダウンフォースを生み出し、フロントタイヤのグリップを向上させます。

最後にロールバーです。 これまで4点式のロールケージが装着されていましたが、6点式へアップグレード。 

ブランドは4点、6点共にキャロッセの「SAFETY21」です。

まず、内装をバラして、ロールバーパッドをロールケージへ巻き付け、仮組みをしていきます。

位置が決まったら、アンダーコートを剥がしてフロアへ穴をあけて固定します。

ロールケージの組み立て完了。  この後、外したシートやシートベルトを戻して完成となります。

ビフォー。

アフター。

12日の走行会でも、ご自身のベストラップを更新されました!

どこまでタイムを縮められるのか、楽しみです!

お仕事をいただき、ありがとうございました!

ABARTH 124SPIDER:シート部分張り替え

スタッフの谷です。

アバルト 124スパイダーのシート修理をさせていただきました。

修理するのは運転席の乗り込む際に体が擦れる部分です。このシートは外側は合皮(画面左側)、内側は本革となっており、ステッチの糸が擦り切れて合皮部分は破れています。

シート修理の場合には同時に中のウレタンも修理が必要となります。

合皮部品は純正に似た生地を使い張り替え、内側の本革部分はこの後にリペアでの修理となります。同じようにダブルステッチを入れて完成です。

部品張り替えでの修理ならお車を預かる日数も少なく、予算も比較的抑えて作業させていただけます。

株式会社ケイファイブ
●自動車内装、シート、天井 等 張替え、修理
●オーダーメイドインテリア製作
●椅子、ソファー 張替え、修理
定休日:金曜日・第二、第四土曜日 営業時間:10:00~19:00
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アバルト124スパイダー: クラッチ&軽量フライホイール取付

サーキットでよくご一緒させて頂いております、M様のアバルト124スパイダー。
秋の走行会シーズンに向けてニューウェポンの導入です!
取り付けるパーツは、Clutch Masters製の軽量フライホイール&強化クラッチです。

フライホイールを軽量にすることで、エンジンの吹け上がりが良くなり、高出力を発揮する回転数まで早く到達するので、加速力が飛躍的に向上します。 またエンジンのレスポンスが向上するので、クルマのコントロールも今まで以上に繊細に行うことが可能になります。
そして圧着力の高いクラッチを装着することで、エンジンのパワーを無駄なく駆動系に伝えることができます。

ミッションを降ろして、クラッチカバーとクラッチの交換を行います。

トランスミッションが外れて、クラッチカバーが出てきました。

画像の左側が、今まで装着されていたクラッチ&フライホイール。
右側がクラッチマスターの強化クラッチ&軽量フライホイールです。
フライホイールはクロモリ製。

フライホイール、ディスク、カバーの取付が完了。

クラッチ交換時には同時交換必須のレリーズベアリングを新品に交換します。

シャフトとレリーズベアリングの可動部分にグリスを塗布します。

強化クラッチと軽量フライホイールの装着によって、馬力やトルクが上がる訳ではありませんが、エンジンの性能を今まで以上に引き出すことが可能になります。

サーキットでのタイムアップを狙うにあたり、大変メリットの大きいパーツです。
またサーキットでご一緒できる日を楽しみにしております!
ご依頼いただきありがとうございました。